イトウケンがあらわれた。
2016/10/31
「男子三日会わざれば刮目して見よ」
とはよく言ったもので、志を高く持っている男は少しの間会わないだけでも大きく成長して見える。
僕の卒業した仙台理容美容専門学校(通称 仙理美)は、美容学校にしては厳しい方で、半ば閉鎖的(というと語弊があるが)な環境の中、2年間同じクラスメートたちとドップリ学ぶ。
当時の男女比は【女3:男1】で、マイノリティーである男子の結束力は高まる一方である。
そんな中、我らが【5組】は自己評価で言えば、真面目な人たち。しかしながら、ある筋から聞いた当時の印象は「変人の集まり」に近い表現であり、その認識のズレが、事実を物語っている。
仙理美は仙台市のはずれにあったこともあり、徒歩圏内に多くのクラスメートが住んでいて、一緒に練習や勉強をしたり、あんなことやこんなことをしたりと、ただの友人とは言えないほど長い時間を共に過ごした。
先日ふらっと顔を見せに来てくれたイトウケンもその一人。
【久しぶりの再会】
彼はサロンの店長として働き、コンテスト等にも積極的に参加している。持ち前の明るさ、愛される人柄、その技術に対する姿勢で、きっと店長としてスタッフに尊敬されているに違いない。
ちなみに新卒で入社後、同じ会社で働き続けているのは、知る限りではイトウケン、僕、そしてもう一人、佐野という男だけ。当時、それぞれ徒歩5分圏内に住んでた3人だ。
常に成長し続けるクラスメート達に、僕は会うたび刺激をもらう。それとは別にどんなに長い期間会わなくても、独特の心地よい空気が流れるのが、僕はとても好きだ。
そんなイトウケンを象徴する写真を紹介して、今回は締めくくりたい。
、、、どうやったらこんなに頬の肉を強調することができるのだろうか。
【イトウケンが3匹あらわれた】
そう、何を隠そうイトウケンは、変人、個性派の集まりの中でも、
僕が知る限りトップクラスの変人、いや、もはや変態なのである。
「男子三日会わざれば〜」と冒頭でお伝えしたが、
イトウケンは一緒に来ていた後輩曰く、
「ホント、何年たっても同じことしてるんすよwww」
とのこと。ちなみにその【同じこと】とは
【やたら腰を振ること】
だそうだ。
ケン、愛してるぜ。
渡辺祐磨