午前零時を過ぎたら。
いつの間にか32歳になっていた。
なんとなく32歳の有名人って誰がいるんだろうな、と検索してみると、
「速水もこみち」
が出てきた。僕もオリーブオイルぶっかけるべき年代なのか。
あの頃思っていた32歳はもっとオトナだった。
なんてのは、
回転寿司食ったら意外とワサビが効いていた。
ぐらいよくある話でして、
実際にはワサビも適量だし、歳もそれ相応なんじゃねえかと今は思います。
幸いにして周りの同級生はイイ漢が多く、やはりこの年代は、今時期のブリぐらい脂が乗っているのだなぁと思うこともしばしば(オリーブオイルではない)。
話は変わるが、クリスマスの表参道で高校の同級生にばったりと会った。
卒業以来だから、10数年ぶりなのにも関わらず、一瞬で「あ、〇〇!」となった自分を褒めたい。
自分で自分を褒め倒したい。
結婚して旦那さんと幸せそうに歩くその子は素敵な奥さんになっていたし、
僕は少し頬がこけた。そして二重になった。切れたナイフの時代はもう戻らないし、
自分のファッションを「なんか虫みたい」とも言わせない。
平家が栄えた時代から、物事は常ならず、諸行無常であり、現に原宿表参道も、働きだした二十歳の頃(その頃は切れたナイフであったが)から大分、様変わりした。が。
変わらずプレゼンスはあり続けるし、なんやかんやあった表参道のイルミネーションも、東京に来て初めて見た時と同じく輝いている。
見え透いたことを言うが、変わっていても、変わらないものもあるということだ。
そういうものでありたいと、32歳に思いました。
たくさんのメッセージ、お祝いの言葉を有難うございました。
午前零時を過ぎて、一番にHappyBirthdayを届けてくれたのは、
ご存知、先輩であり、アニキであるジンさん。
愛情のクセがすごい!
渡辺祐磨