「頭皮のかゆみ」とか「ニオイ」とか。頭皮トラブルの原因とすぐに出来る対策の話。
2017/04/11

(写真は僕ではありません)
てことで今回は、夏の暑い時期、老若男女が気になる【頭皮の悩み】について書いていこうと思います。
ちなみにハゲについてはコチラ(長文注意)
おそらく、頭皮トラブルの自覚症状としては、
- 痒み
- フケ
- ベタつき
- 臭い
ということが挙げられると思います。順を追って、なるべく簡潔に原因と対策を説明していきますね。
ちなみに、内容が重複することも少なくないですが、それ程重要なことだと思って、ぜひ実践してみてください。
1.痒み
そもそもなぜ「痒み」が出るのかというと、頭皮が軽い炎症を起こしているから。その「炎症」の原因は、
①乾燥 ②菌の異常繁殖
あたりが主だったもので、乾燥に関しては秋〜冬にかけて、菌に関しては、汗や皮脂が出やすい暑い時期になりやすいです。
①の乾燥に関しては、まずシャンプー剤を見直してみましょう。洗浄力が強すぎるシャンプーは、冬の乾燥した頭皮と髪の天敵です。
②、菌の異常繁殖。そもそも頭皮には無数の常在菌が存在しているのですが、夏場の汗や過剰な皮脂が菌が増えやすい環境を作ってしまいます。
しっかりシャンプーするのは良いのですが、僕が見直して欲しいのはシャンプーをつける前にしっかりとお湯で頭皮を洗う(流す)こと!お湯で汚れの7割は落ちるといわれているからです。
そして、シャンプーやトリートメントの後も、しっかり流してあげること!特にトリートメントが頭皮に残ってると、トラブルの原因になりやすいです。
そして、お風呂から上がったら、しっかりドライヤーをかけてあげましょう。
よく、「完全に乾かすと髪の毛が傷む」なんて噂を耳にしますが、実はコレは全くのデタラメです。もちろん、完全に乾いてから、更にドライヤーをかけるのはNGですが、生乾きの頭皮で寝る事も、菌が繁殖する原因の一つですし、毛先が半乾きだと乾燥によるダメージの原因になってしまいます。(これはまた後ほど記事にしたいと思います)
2.フケ
3.ベタつき
4.臭い
頭皮には、身体の中で最も多くの皮脂腺と汗腺が存在していて、過剰分泌によるものがこの二つの原因のほとんどです。
特に、普通にシャンプーしても取れない「油」のようなニオイは、皮脂が酸化してしまう事が原因。対策としてはヘッドスパなどで頭皮のクレンジングをするのがオススメです。
食生活の乱れや、睡眠不足なども、過剰分泌を招きやすいですね。
それと、たまにあるのがそもそも頭皮をしっかり洗えてない場合。正しいシャンプーをするためには、髪の毛を洗うというよりも、よーく泡立てて頭皮をマッサージするように洗う事が大切です。
この時、爪を立てたり、力が強すぎると傷つける原因になりかねないので注意を!
ちなみにここでも、常在菌と乾燥が関わってくるのですが、
過度のシャンプーなどによる乾燥は、余計に皮脂の分泌を促し、常在菌のバランスが崩れ…という、前述したような結果を生んでしますのです。
ということで、頭皮を健やかに保つために出来る対策としては
①適切な洗浄力のシャンプーを使う。
②シャンプートリートメントの前後はしっかり洗い流す。
③お風呂上がりはちゃんと頭皮と髪をドライヤーで乾かす。
散々説明した割には意外とシンプル。
そして、今日からでも皆さんが実行できることです。
それでもまだ悩みがある方は、ぜひ気軽にご相談ください!
渡辺祐磨