イル・ポスティーノを観て。
2016/11/14
イタリア映画って、たぶん見たことなかったかもしれない。
一瞬、
「あ、イタリア語だ。」
ってなるんだけど、
意外とすぐ馴染む。
「イル・ポスティーノ」
英語だと「The Postman」。
舞台はイタリア南部の島。
無職のマリオはひょんなキッカケで郵便配達員をすることになり、
配達先の詩人、パブロとの出会いにより、マリオは自己を発見し、成長していきます。
そして、マリオの人生は静かに、確かに動き出していくのでした。
詩が鍵になっているだけに、会話や展開にも独特のリズムがあって面白かった。
マリオ役のマッシモ・トロイージは、撮影の12時間後に、心臓病のため亡くなっているという。
そのエピソードを知り、観てみようと思ったのがキッカケ。
観ているうちに静かに引き込まれる、
不思議な温かさを感じられる作品だと思います。
UMA