ボブにカットする時はしっかりカウンセリングを。
2019/05/07
10月11日、今朝、豊洲市場が開場したというニュースが流れていました。
さて、そんな日のブログ記事にご登場いただくのは、カットモデルを探してて原宿で声をかけたのがきっかけで、それ以来通っていただいているMさん。
いつもありがとうございます。
切ったり、伸ばしたりを繰り返していますが、今回はバッサリ切りたいとのこと。
けっこう長いよ。
【シホが見切れております】
さて、スタイルチェンジする時は、いつもに増してしっかりカウンセリングをします。ざっくりした内容だけでも
・質感は軽めor重め
・長さ(リップライン、あごライン、あご下○cm、肩上など)
・前髪や顔周りのデザイン
と色々で、さらに骨格や髪質に応じて調整したり(いわゆる"似合わせ"ってヤツ)、その人の普段の生活やスタイリング方法に合った髪型を提案します。
今回のMさんのオーダーは、「ドーリーな雰囲気のボブにしたい」とのことだったので、最初に肩上くらいの長さを提案させてもらったんだけど、
Mさん「いや、もうちょっと切りたいです」
僕「お、じゃあこれくらい?」(あご下3センチを指して)
Mさん「ん、もうちょっといっても良いかも」
僕「てことは、あごライン」
Mさん「もう一声!」
僕「リップラインちょい下でどうだ!!」
Mさん「それでいきましょう!!!」
ッシャオラァァァァ!!!!
豊洲市場の競りのようなカウンセリングを経て、コロンとした丸みのあるシルエットのボブになりました。
自然なスタイリングでもまとまるように。
これくらい短めにしたのはとても久しぶりで、なんだか十数年前にカットモデルをお願いして、ショートヘアに切らせてもらった時のことを思い出しました。
月日が経つのは早いけど、今までの髪型を思い返すと歴史があるなぁとも感じます。
長く通っていただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
これからも長く通っていただけるお店、美容師でありたいと思います。築地市場のような、ね。(やかましく、上手からず)
渡辺祐磨