【ヘアカラー】赤みが残る人。黄色くなる人。その①
ヘアカラーをしてからしばらく経つと、大体同じような色になってしまいませんか?
「すぐ黄色くなっちゃう!」
「いつも赤っぽさが残る!」
わかる、、、わかりすぎます、その悩み、、、!
さらにさらに、
「色が抜ける!」
「重く見える!」「アッシュにならない!」
ですよね、、、ですよね、、、!
てことで、今回はヘアカラーに関して大きく分かれる「赤み」と「黄色褪色」の二つの悩みについて、その原因とそれぞれの対策を三回に分けて書いていきたいと思います。
なぜ人によって違いがあるの?
簡単に説明すると、持っているメラニン色素のバランスが人それぞれ違うためです。
黒褐色系のユーメラニン、黄赤色系のフェオメラニンの2種類があり、全ての人の地毛の色はこの二つのメラニンの組み合わせで決まります。
日本人は一般的にユーメラニン(黒褐色)が多く黒に近いこげ茶ですが、フェオメラニン(黄色)の割合が増えると、地毛が明るくなっていきます。
察しの良いそこのアナタ、もう答えがわかっていると思います。
赤みが残りやすい人→黒褐色が多く、黄赤色の割合が少ない
黄色くなりやすい人→黒褐色がやや少なく、黄色の割合が比較的多い
ということなのです。
ちなみに、一般的に髪の毛というのは明るくしていくごとに
黒(こげ茶)→赤→オレンジ→黄色
と、ベースの明るさ(アンダートーンといいます)が変化していくことも頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。
これは、ユーメラニン(黒褐色)が分解されやすく、フェオメラニン(黄色)が残りやすいことが理由です。
例えば、暗めのカラー(6〜8レベル)ではピンクなどの赤系が綺麗に出やすいし、明るめのカラー(10~13レベル)ではベージュ、アッシュなどの赤みを消したカラーが映えやすいということになります。
とはいえ、最近はカラー剤の進化や調合などにより、そこまで明るくしなくても「赤みをしっかり押さえたブルーアッシュ」も可能ですし、「明るめのピンクグレージュ」なんていう、イメージしづらいけどオシャレだよねそれ絶対!的なカラーも可能です。
つまり、アンダートーン(元々のメラニン色素)をコントロールする、もしくは上手に消すことが出来さえすれば、ほとんどの方が持っている、ヘアカラーに関する悩みを解消することができると思います!
その①のまとめ
・メラニン色素には種類があり、それぞれのバランスで地毛の色が決まる。
・明るさにより、メラニンのバランスも変化する。
・希望のカラーを実現するには、アンダートーンのコントロールが不可欠。
黄色くなる、赤みが消えないと言ったお悩みの原因はなんとなくわかっていただけましたか?
その②では「赤みが残る人」の解説と対策をお届けします!!