【ヘアカラー】赤みが残るひと。黄色くなるひと。その②
ヘアカラーしても、毎回同じ色味になってしまう。
そんな悩みの手助けをすべく、三回に分けてお届けする今回の記事ですが、【その②】では赤みが残ってしまう方へ、少しでも力になれるような記事をお届けしたいと思います!
とにかく赤みを抑えたい!
もしかしたら、そう思っている方がほとんどではないでしょうか。
言い方を変えれば、「髪の毛が柔らかく見えるように」とか、「透明感が欲しくて」とか。
具体的にどういった色味を使うのかというと、
・ブルー系のアッシュ
・グリーン(マット系)
になります。赤の補色(対の関係にある色)を使って、赤みを打ち消すわけですね。
特に、どうしても赤くなる場合は、グリーンの使い方がポイントになっていて、同じアッシュにする場合でもグリーンの割合をやや多めにするのがポイントだと思います。
さらに、アンダートーンをやや明るくする。つまり、赤みの原因である濃い黒褐色のユーメラニンを分解することにより、よりアッシュやグリーンが発色しやすくなります。
近年は赤みの強い髪質でもしっかりアッシュが楽しめるようなカラー剤も出ているので、赤みの強さに応じて調整していけば、ほとんどの髪質で綺麗なアッシュを実現できるようになりました。
馴染む髪色ってあるの?
もちろん!
それは、ピンクなどの暖色系カラーです。
一般的に「色持ちが悪い」イメージのある暖色系カラーですが、元々赤みが出やすい髪質の場合、極端な色の抜けも起きにくく、さらに綺麗な発色が期待できます。
暖色系カラーのメリットには、
・ツヤが出て見えやすい。
・顔色が明るく見える。
・華やかな印象になる
というものがあります。
もちろん真っピンクにする必要はなく、グレーやベージュと混ぜて柔らかい印象をプラスしたり、アッシュを足してピンクアッシュにしてみるのもお洒落だと思いますよ。
注意点
ここまで読んでいただくと、「え、ほとんどの色出来るじゃん!」てことがわかっていただけると思います。はい。
ただ、
「ブラウン」にしたい方は注意が必要です!
赤みが残りやすい髪に、ブラウンをのっけると、、、
そうです、単純に赤茶になってしまいます。
赤茶を避けたい場合は、グレージュを使ったり、少しグリーンを入れてオリーブブラウンにしてみるのもオススメですよ。
赤みが気になる人のためのまとめ。
・赤みを打ち消すにはブルー系アッシュとグリーン系の使い方がポイント。
・暖色系カラーは馴染みがよく、発色しやすい。
・「ブラウン」には要注意。
やり方次第で赤みが気にならなくなったり、色のバリエーションを増やすこともできるということですね!
赤みが残ってしまうみなさん、あきらめないで。
渡辺祐磨
次回は黄色くなる人向けに書きますー。