「〇〇離れ」。
そんな言葉が使われて久しい。
「若者の」と言う枕詞がつく場合がほとんどで、若者の車離れ、若者のお酒離れ、若者の外食離れ、若者の旅行離れ、、、
挙げればキリがない。
「商店街離れ、コンビニ離れ、百貨店離れ」。これは若者がイオン(僕はあえてジャスコと言いたいが)にばかり行っていることを示唆しているのだろう。
「梅干し離れ、魚離れ、かまぼこ離れ、漬物離れ、コメ離れ」に関しては、食の欧米化への警鐘。しかしながら、かまぼこをそこまで忌み嫌わなくても良いのではないか。おいしいよ、かまぼこ。
野球やサッカーという、二大メジャースポーツから離れて行った若者は、何に汗を流すのだろう。僕のように、フィールドホッケーというマイナースポーツに活路を見出すのか。はたまた、「すごいよマサルさん」に影響されて、カバディをはじめたのか。
「テレビ離れ、新聞離れ、雑誌離れ、活字離れ、ラジオ離れ」。これは確実にインターネッツを中心とした社会に変わったことを表しているのは、皆さんもお分かりだろう。インターネッツは毛細血管のように私たちの生活の隅々、目に見えないところまで情報を巡らせていることは自明の理である。
インターネッツ!!!
全てから離れた若者は、世を捨てた仙人か。
はたまた絶海の孤島に行き着いた漂流者か。
電子の海を泳いだ先にあるのは、真実、それとも、、、。
さて、
僕はといえば、まず顕著なのが「ブログ離れ」である。8月の更新はこれっきりになってしまいそうだ。忙しさを理由にはしない。自堕落な生活を送っているせいだ。もう少し飲みに行くのを控えよう。
「飲まない、行かない、誘わない。」
「安易な飲み会、ダメ。絶対。」
この二つの標語をポスターにして部屋に貼っておくことにした。もちろん、水彩絵の具で絵も描こう。
【こんな感じの画風で】
そしてもう一つ、「夏離れ」だ。
何一つとして、夏らしいことをしていない。そして決まって、火曜日はいつの日も雨。TSUNAMIかよちくしょう。
友人たちと海に行く約束をすれば、土砂降りの雨で宇津宮餃子ツアーに変わるし(楽しかったけど)、花火もキャンプもフェスも行けない。だって仕事があるんだもの。
僕が夏から離れているというより、夏の方が遠ざかっていってる感覚。たぶん、富士急の「ド・ドドンパ」ぐらいの速さで。乗ったことないけど。苦手だし。力みすぎてお尻痛くなっちゃうから。
それならいっそ、夏を追いかけようと思う。
「仕事離れ」は1週間。まずは「陸離れ」(離陸ともいう)して、「本州離れ」。
「世間離れ」してるぐらい綺麗なビーチで、「白い肌離れ」しながら、ビールを飲んで「シラフ離れ」する。
そこからさらに「離れ島」に行くのも一興。
夜には美味しいものを食べまくって、「飢餓離れ」さ!
おっと、全力疾走して「肉離れ」起こさないように気をつけないと。
離れよう。離れに離れよう。
いつもいる、そこから離れたなら、
きっとあたらしい何かが見つかるはずだから。(やかましい)
渡辺祐磨
※ということで、9月4日〜10日の間、夏休みをいただきます。沖縄に行ってきます。
ご予約等、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。